OldMac再生、その後
Think differentでいきたい、mand1です

18年も昔に購入したコンピューターを再生させていることについては、以前このブログでも触れました。
私がまだ大阪の音楽ホールで仕事をしていたころ、今の仕事に見切りをつけテルミンを習うべくロシアへ渡ることを決意したころ、音楽を制作するにも方向性が見いだせず焦燥感に苛まれていたころの私のコンピューター、Macintosh Classic2です。


私がまだ学生だった頃、AppleComputerは私にとって高嶺の花で、恩師のお宅に論文の指導をうけるなどでお邪魔した際、書斎に鎮座するMacintosh Plusを見ては憧れたものです。仕事を始めたころ、ずいぶん入手し易いモデルが発表され、喜び勇んでパソコンショップに向かったのを覚えています。全体のフォルム、そして細部にまで作り込まれた筐体は美しく、パソコンを超える存在感を醸し出していました。iPhoneにも受け継がれるインターフェース性は当時としてはライバル不在の秀逸さ。スノッブな外観とは裏腹にソフトウェアは西海岸的ジョーク満載で、この装置は自分を変革してくれる、輝ける未来への窓になり得る存在だと錯覚させるほどの力を内在した、まるで私にとって”小さな指導者”のような存在でした。

時は過ぎ、事務仕事はWindowsでこなすようになった頃、Classic2はハードディスクがマウントされなくなったり、ついには電源も入らない状態になりました。数年前にも一度再生を試みましたが失敗に終わり、今回は問題を解決してくれそうな手段をすべて講じ再生に臨みましたが、やはりダメでした。
ネットで調べてみれば完動品5万円で販売されています。これ以上時間と手間をかけるのも考え物ですから、5万円払って完動品を購入しようとさえ考えました。しかし様々な思い出が詰まったこの個体だからこそ再生させる意味があるわけで、ダメもとでロジックボードのROMのアルコール洗浄を試みたところあっけなく起動しました。私は機械にのめり込まないタイプですが、ゆがむ画面を調整してなんとか使える状態にし、砂消しゴムで筐体の汚れを落としていると、なんだか久しぶりに帰ってきた子供の垢でも落としてやっているかのような、いとおしさや懐かしさにも似た心持ちになったのは正直意外でした。

「Mac書道」もインストールし、これで芳名帳の準備完了です。ぜひ一度弊社を訪れ、Classic2にお名前を記していってください。
[2009/05/20 19:25] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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